『月曜から夜ふかし』マツコ、個性派YouTuberに危機感 「今のテレビって…」
様々なYouTube動画を見て、マツコ・デラックスが危機感を募らせる
22日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、マツコ・デラックスがYouTubeとテレビについて持論を展開。その内容に共感が集まった。
■冒頭でYouTubeに持論
番組の冒頭でマツコは、番組の若手カメラマンに「お前が言ってたYouTube見たけど、どうやって見ていいかわからないチャンネルだった。年の差を感じた」と話しかける。それは「北の打ち師達」という動画だったそう。
「すげー見たんだよ、休み中」と話すマツコは「たどり着いた結論があるのよ。意味を探している時点でおっさんおばちゃんなのよ」「今のテレビって意味をひけらかす割には大したことやってないのよ。若い子は空気感を見てるのよ」と持論を展開する。
番組ディレクターにテレビ界としての打開策を求めると「YouTubeに行くとか…」と意外な答えが。マツコは「考えましたよ、でも裏切れなかったのよ」「行っときゃよかったと思ってるわよ」と心境を明かした。
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■動画を絶賛
さらに番組中盤、YouTube再生回数100回以下の動画を調査する企画が放送される。女装してエアガンを乱射する、ひたすら「毛ガニ」と叫びながら踊るなど個性的なユーチューバーが続々と登場。
なかでもマツコが食いつきを見せたのが、高齢男性が女装をするだけの動画。内容は女性用のパンツを履き布団でタバコを吹かす、スクール水着で洗濯物を干す、エアコンの掃除をローアングルで撮影するものだった。
リモートでインタビューを受けた動画作成者のゴーゴンさんは、番組スタッフの「誰に向けてるんですか?」の問いに、「誰にも向けてないんですよ」と笑う。
続けて「自分が見たくて。自分が一番の視聴者もしれないですね」「自分のなかにただのおっさんの私もいて、もう1人少女みたいなのもいて。少女の私を撮って、おじさんの私が1人で見るためにアップしてる」と説明する。
お気に入りの動画は、ローアングルから撮ったものと話し、「ちょっと意味わからないでしょ」と笑う男性。マツコはその様子に触発されたのか「いや、良いんです。素晴らしい」と納得した。