プロ野球・阪神タイガースで計7名の新型コロナ陽性判明 クラスター発生か
25日、プロ野球・阪神タイガースから計7名の新型コロナ陽性が判明。クラスター感染の発生かと見られている。
プロ野球・阪神タイガースは25日、新型コロナウイルスのPCR検査で、選手5名が陽性と判定されたことを発表した。陽性者は1軍チームスタッフからも2名出ており、クラスター感染の発生とも見られている。
■計7名の陽性が発覚
阪神は前日24日、浜地真澄選手がPCR検査を受けたところ、陽性であったことが発覚。これを受け、1軍・2軍の全選手とスタッフ全員にPCR検査を実施したところ、今日新たに4選手とスタッフ2名の感染が確認された。
新たに陽性反応が出たのは、キャプテンの糸原健斗選手、陽川尚将選手、馬場皐輔選手、岩貞祐太選手の4名。いずれも発熱や味覚障害などの症状はないが、スタッフのうち1名が胃腸風邪との診断を受けているという。
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■25日の試合は予定通り開催
球団は陽性が判明した選手と会食していた選手を、独自に濃厚接触者と同様に扱うことも発表。
これに伴い、計10人が1軍の出場登録を外れることなり、2軍から急遽9人を昇格させている。25日の対東京ヤクルトスワローズ戦に関しては、明治神宮球場で予定通り試合が開催されている。
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■相次ぐコロナ感染者
同球団をめぐっては、3月に藤浪晋太郎選手ら3名が新型コロナに感染。今回は2度目の発覚となり、その管理体制を問われそうだ。選手が大量に入れ替えられたこともあり、ペナントレース順位への影響も必至。
また、19日には観客数の上限が5,000人から1万9,000人に緩和されたばかりであり、プロ野球界全体にも影を落とす可能性がある。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)