草彅剛主演『ミッドナイトスワン』に感じた理屈ではない映画の素晴らしさ
9月25日(金)に全国公開された『ミッドナイトスワン』。SNSや映画レビューサイトで感動の声が相次いでいる。
草彅剛が主演を務める映画『ミッドナイトスワン』が、9月25日(金)に全国公開された。公開から1週間、SNSや映画レビューサイトで「素晴らしい作品だった」「観ることができて良かった」など、絶賛の声が相次いでいる。
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■凪沙と一果が出会い物語が始まる
本作のストーリーは…
故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー凪沙。ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。理解しあえるはずもない二人が出会ったとき、かつてなかった感情が芽生え始める。
といった内容である。草彅が凪沙、オーディションで選ばれた演技未経験の服部樹咲が一果を演じた。
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■作品の是非はそれぞれ
もちろん、作品の是非はそれぞれだ。必ずしもハッピーエンドとは言えない最後を迎えるし、途中の描き方に疑問を抱いた人もいるかもしれない。
本作の監督である内田英治氏も「多様な意見がある。素晴らしいこと。人の数だけ意見が富んでる。素晴らしいこと」と自身のツイッターで発言している。
多様な意見がある。素晴らしいこと。人の数だけ意見が富んでる。素晴らしいこと。でも自分の映画を社会的にはしない。これは娯楽。娯楽映画で問題の第一歩を感じれればいい。社会問題は誰も見ない。映画祭やSNSでインテリ気取りが唸り議論するだけ。なので娯楽です。多くの人に観てほしい。それだけ
— 内田英治 (@EijiUchidaFilm) September 27, 2020