草彅剛主演『ミッドナイトスワン』に感じた理屈ではない映画の素晴らしさ

9月25日(金)に全国公開された『ミッドナイトスワン』。SNSや映画レビューサイトで感動の声が相次いでいる。

2020/10/03 05:15


 

■気付いたら泣いていた

ミッドナイトスワン
( ©2020 Midnight Swan Film Partners)

このことを前提とした上で、記者は本作を観て、映画の持つ理屈ではない力のようなものを感じた。このシーンで泣いたというよりも、気付いたら涙を流していた。

感情移入と言ってしまえばそうだし、改めて自分の泣いた理由を映画を観終わった後に考えてみると、そうではないとも言える。

おかしな言い方なのかもしれないが、役者が芝居をしているものを観ているという感覚が全くなくて、普段自分が生活する中で行っている、嬉しいから笑う、悲しいから泣くといった行為を、映画を観ながら自然としているような感覚だったような気がする。


関連記事:草彅剛、大河出演に本音漏らす 「未知な世界なのでドキドキする」

 

■草彅ら役者陣がすごかった

ミッドナイトスワン
( ©2020 Midnight Swan Film Partners)

結局、なぜ感動したかを自分で納得できるくらい、ビシッと言葉にすることができないのだが、それが理屈ではないもので、この映画の素晴らしさだと思う。

ただ一つはっきりと言えるとするならば、とにかく草彅をはじめとする役者陣がすごかった。凪沙が嬉しいときは自分も笑顔になったし、一果の後悔や希望を同じように感じることができた。SNSや映画レビューサイトで他の観客たちの感想を見てみても、同じ感想を抱いた人が多いように思われる。


【『ミッドナイトスワン』】
出演:草彅剛、服部樹咲(新人)、田中俊介、吉村界人、真田怜臣、上野鈴華、佐藤江梨、平山祐介、根岸季衣、水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖

監督・脚本:内田英治

配給:キノフィルムズ

(c)2020 MidnightSwan Film Partners

・合わせて読みたい→草彅剛、誕生日を迎えるも豪雨被災地に心痛める 「胸が熱くなった」

(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

映画草彅剛ミッドナイトスワン服部樹咲内田英治
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング