新型コロナウイルス感染拡大で広がる在宅勤務 出勤を望む人の意見とは
在宅勤務が広がりつつある社会情勢だが、出勤を望む人もいる
■在宅派の声は
在宅勤務を続けたいと話すのは、20代のIさん。
「以前は毎日1時間かけて神奈川の自宅から東京の会社に通っていた。慣れていたけど、在宅を勤務をすると、往復2時間の通勤時間がじつにもったいなく、無駄に思えた。その分、家で作業をすれば、かなり進むわけで…。
在宅後、必要に応じてたまに出勤するのですが、通勤時間が本当に長い。在宅に慣れてしまうと、楽すぎてもう完全出勤生活はできないのではないかと感じている」
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■出勤を望む人も
出勤を希望するのは、50代男性のAさんだ。
「家にいると、嫁が嫌な顔をする。また、子供もまだ小さく手がかかるので、集中できない。自分は家に仕事を持ち込むのが嫌。スーツを着て職場に行くことで、スイッチが入るし、同僚とコミュニケーションを取ることもできない。在宅は苦痛でしかなかった。
そこで、会社に出勤させてもらえるようお願いした。新型コロナウイルスの感染リスクを考えると在宅のほうが好ましいのでしょうが、強制されるのも如何なものかと思う」
在宅化が進む世の中だが、出勤を希望する人もいる。どちらか選べる社会が、好ましいのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の在宅勤務者176名 (有効回答数)