NGT48・荻野由佳のYouTube炎上 2つの点での新しさとは
YouTubeを開始したNGT48の荻野由佳が昨年の騒動を引きずり未だ炎上中。これをもとにSNSの現在を考察。
■スマイリーと西田敏行の事例
風評被害の代表例といえばスマイリーキクチの中傷被害事件で、名誉毀損または脅迫容疑で書き込み主が書類送検されている。最近でも西田敏行が違法薬物や暴力沙汰などのデマをWeb上で長期にわたって流されており、悪質なまとめサイトの管理人が偽計業務妨害で書類送検。
デマを広範に流しているWeb記事の影響は荻野のケースでも該当するものだ。妨害行為がまだ長く続くようであれば、これらのような法的な対応も検討されるだろう。
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■注目される炎上の対応
YouTube動画の高評価数よりも同じ動画をツイートした「いいね数」の方が多い場合もあり、妨害行為によってYouTubeに対しネガティブな感覚を覚えてしまうリスナーも多いと思われる。
コメント欄の閉鎖が必要かと思われたが、10月9日に投稿された『「ぴえん」のうた』を踊る動画では、アイドルがするには新しい内容で、ダンスのクオリティも高くシュールで面白いゆえかこれまでのようには荒れていない。
長期のSNS炎上に対し、荻野のキャラや器用さを活かした質の高い動画をつくっていくによって、対抗できる可能性があるのだろうか。荻野はSNSの新しい被害に対しどのように乗り越えていけるのか、注目される。
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(文/メディア評論家・宮室 信洋)