”ゆづか姫”ことN国党・新藤加菜氏に直撃 「NHKスクランブル放送実現を菅政権に期待」
菅義偉首相の就任から1ヶ月。野党各党からは厳しい批判も集まるが、NHKから国民を守る党の広報は…。
菅義偉・政権が発足して16日で1ヶ月となった。筆者は各党幹部の会見でそれに関する見解を質し、さらに、若者代表として27歳の「ゆづか姫」ことNHKから国民を守る党の新藤加菜氏に見解を聞いた。
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■1ヶ月で政権の問題浮き彫りに
社民党の吉田忠智幹事長は、15日の定例会見で「安倍政権を継承・発展させる」という菅総理の方針について、「安倍政権の負の遺産と言える森友問題・加計問題・『桜を見る会』・河井杏里夫妻の逮捕といった問題について何ら説明が尽くされておりません」と批判。
「安倍政権で積み残された問題の責任の半分は、当時官房長官だった菅総理にもある」と述べた上で、「日本学術会議の6人が任命拒否された問題はどういう経過で外されたのかが明らかになっていない。菅総理のところにどういう名簿が来て、どうなったのかが分からない。1ヶ月で政権の問題が浮き彫りになったのではないか」と語った。
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■強権ぶり安倍政権を上回る
日本共産党の志位和夫委員長は、同じく15日の会見で見解を質したところ、「国会論戦を1ヶ月やっていないということがまず問題」と指摘。
安倍政権を振り返り、「この政権は戦後最悪の反動政権だと批判をしてきた。後任者はこの強権ぶりという点では前任者を上回るような姿を早くも露わにした。そういう相手として正面から対決していきたい」と語った。