伝統工芸品を使った感染対策が話題 「スーパーかわいい人形」の正体とは
かわいい人形による新型コロナ感染症対策が話題。この人形に込められた想いとは…
■猿の赤ちゃんを意味する人形
「さるぼぼ」という名前は、飛騨の方言で「さる=猿、ぼぼ=赤ちゃん」を表し、猿の赤ちゃんを意味する。
猿は音読みで【エン】と読むため、「縁」とかけて「良縁」、「家庭円満」。また訓読みで【さる】と読むため、「去る」とかけて「病が去る」「災いが去る」というふたつの意味が込められている。
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■明るく前向きな感染対策のために
さるぼぼに顔がないのは、「映し鏡」の役割をしているからだという。持ち主が悲しいときには、寄り添い、楽しいときには、一緒に喜ぶという想いが込められているそうだ。
さるぼぼに書かれている「そしゃ感染対策やぞ!」とは、これも飛騨地方の方言で、「じゃあ感染対策しよう!」という意味だ。協同組合の中澤氏は、「明るく、前向きに感染対策ができるように、このかわいいさるぼぼをたくさん市内に設置したい」と意気込んでいる。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)