『とくダネ』9歳男児の顔面殴り逮捕の男　小学生に激昂していた理由に波紋

20日放送の『とくダネ！』（フジテレビ系）では、千葉県内にて9歳男児の顔面などを殴り軽傷を負わせたうえ、土下座を強要したとして、傷害と強要の疑いで54歳の男が逮捕された事件について改めて報道。

容疑者の男が9歳男児を殴ってしまった事情について、視聴者からは、子供のしつけや教育に関して様々な意見が上がっている。

■娘が泣きながら「傘で叩かれた」と訴え

番組によると、事件が起きたのは今月15日。千葉県内の路上にて、容疑者の男が9歳男児の顔などを殴り、軽傷を負わせたうえ土下座を強要した疑い。

ことの発端は、被害者男児と同じ学年の容疑者の娘が、帰宅するなり泣きながら「（男児に）傘で頭を叩かれた」と訴えてきたため。これに激昂した容疑者は、男児を見つけると拳と平手で数発殴り、土下座させて謝罪を強要したという。

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■男児の母親が被害届を提出

その後、帰宅した男児から事情を聞いた母親が警察に被害届を提出したことで、事件が明るみに。番組の報道によれば、被害を受けた男児は「顔以外にもお腹を足蹴りされた」とも訴えているという。

なお、逮捕された容疑者の男は「間違いありません」と容疑を認めているようだ。

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■視聴者からは様々な声

同番組で改めて取り上げられたことを受けて、視聴者からは「大人が暴力で仕返ししちゃダメでしょ」「言葉で子供に論ずることもできないのか」と、容疑者に対する厳しい声が続出。

その一方で、「大人が子供に暴力をふるうことは絶対にダメ」ということは大前提としてうえで、傘で他人を叩くことも大変危険な行為であり、「傘で殴るなんて危なすぎでは…」とこの部分はきちんと子供たちに教えていくべきと強調する意見も多数上がっている。

一児の母である20代女性は「容疑者のお父さんの気持ちも理解はできる」としつつも、「暴力は絶対にダメですよね。ここまでされたら、さすがに親同士で対話するのも怖くてできない」と話していた。

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（文／しらべぇ編集部・衣笠 あい）