サーモンと鮭の特徴がひと目でわかる表が話題 数々の疑問を担当者に直撃
鮭とサーモンの違いとは一体何か。担当者を直撃し謎が解けた…
北海道では生まれた川へと戻ってくる鮭を、海に仕掛けた大型の定置網で捕まえている。水揚げのピークは鮭が産卵のために戻ってくる9月・10月。この時期に漁獲される鮭は「秋鮭」と呼ばれ、北海道のほぼ全域で漁獲される。
そんな中、サーモンと鮭の全種類の特徴がひと目でわかる表が話題を呼んでいる。しらべぇ取材班は、数々の疑問を担当者にぶつけて見た。
■サーモンと鮭の違いは
この表を作ったのは、創業1967年、スモークサーモンのトップブランドである「王子サーモン」。作成の意図について、「サーモンと鮭を全体的に網羅した情報がほとんどなかったため」と担当者は語る。
鮭の種類をツイッター用にまとめてみました!お買い物の際にお役立てください。鮭それぞれの味わいをみなさんに知ってほしいです(^^) pic.twitter.com/YziM37WVgb
— 王子サーモン【公式】 (@Oji_Salmon) October 19, 2020
鮭は基本的に生で食べないが、サーモンは生で食べる。回転寿司のネタに使われるのはサーモンで、コンビニのおにぎりに入っているのは鮭だ。表にもあるように、天然ものがほとんどの鮭には、寄生虫がいる恐れがあるため加熱して食べる。
一方、サーモンは養殖ものが大半のため、生で食べることもできるのだ。
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■一番おいしいのはどれか
それでは、どの種類が一番おいしいのか。この疑問について担当者は、「肉でもカルビが好きな人、ロースやハラミが好きな人がいるように、サーモンや鮭も人によって好みがわかれる」と語る。
養殖ものは、①天然ものに比較して運動量が少ない②脂の付きやすいえさを与えていることから、圧倒的に脂の乗りが良い。
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■食べ比べて「押し」を見つけること
年配者からは「サーモンは脂が乗りすぎている」といった声が、一方でサーモンを回転寿司などで食べ慣れている若者からは、「鮭は脂が少なく、パサパサした感じがする」といった声もあがっているそうだ。
「スーパーで種類を見極めて、それを食べ比べることで、自分の好みにあった『押し』を見つけることをオススメします」と担当者からのアドバイスだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)