鬼滅の刃をまったく知らないオジサンが映画『無限列車編』をいきなり見た結果
原作をまったく知らないおじさんがいきなり『鬼滅の刃 無限列車編』を観たらどうなる?
■甘露寺蜜璃の登場が最後で良かった
ただ後半、唐突にすごく強いやつが出て来て、煉獄さんとの激闘が始まるのは違和感。前半の電車の話は前振りかよと、展開の急さがいまいちだった。しかも煉獄さん死んでしまい、すごく後味が悪かった。
しかもその後、恐れていたことが。見たこともないキャラが立て続けに10人以上出てきたのだ。そう、私は初見視聴者。急に10数人を理解できず、脳内処理が追いつかなかった。
ただ最後でよかった。あれが冒頭だったらおそらく「あの胸の大きな、カラフルな髪型の女はなんなんだろう」「あの胸の大きな女子はどんな呼吸法なのかしら」と気になって、ストーリーより「あらいいですね」な目線で見ていた可能性があった。
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■マンガやアニメの知識が豊富なら楽しめそう
30代男性はアニメやマンガの知識が豊富だったため、すぐに鬼滅の刃の設定も読みこめてなかなか楽しめたようだ。また、キャラクターがわかりづらいほかの柱が出てくるのが終盤だった部分も良かったとのこと。
結果としては、作品自体の知識がなくてもアニメやマンガに詳しければ、単体でも楽しめるらしい。
■子供用の日があってもいいかも?
余談だが、鬼滅の刃は子供にも大人気。
30代男性の姉の子は小学校1年生の男児で、鬼滅の刃のおもちゃの刀を集めたり、折り紙でも刀を作って遊ぶほどのファンの小学1年生の子供が、母親の姉と一緒に映画を観に行ったところ挿入歌を口ずさんだり、呼吸や技の名前を叫んだりと大興奮するほど面白かったとのこと。
真剣に見ている人にはちょっと迷惑かもしれないが、個人的には子供も楽しめる作品になっているため、子供が自由に技名を叫んだり、鬼殺隊を応援できる日があっても楽しそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)