ドーナツに穴が空いているのは船乗りが開けたから? チコちゃんの回答にツッコミ続出
『チコちゃんに叱られる』でドーナツの謎に迫る。真ん中に穴が空いているのは、船長が舵に串刺しにしたから…?
30日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「ドーナツに穴が空いているのはなぜ」が話題となっている。ドーナツといえば、穴が空いているのが特徴だが、なぜ開いているのかその理由について回答できる人はいないのではないだろうか。
■ドーナツの起源はオランダ
ドーナツは、オランダで作られていた小麦粉・砂糖・卵を混ぜて発酵させ、ラードで挙げたボール状のお菓子である「オリークック」が原型であるとされている。1600年代にオランダから渡ってきた人々によってアメリカに伝わった。
中央にくるみが乗っていたことから英語で生地という意味の「dough」とくるみ「nuts」をくっつけて「dough nuts(ドーナツ)」と名付けられたと言われる。ちなみにこのときは穴が開いていない。
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■グレゴリーがきっかけ
ドーナツに穴が空いたのは、船乗りであるハンソン・グレゴリーがきっかけではないかと言われている。1847年に嵐の中を航海していたグレゴリー船長は、お腹が減ってドーナツを食べようとしたが、嵐の中で舵から手を離せない状態だった。
そんな中、グレゴリーが舵の取って部分にドーナツを串刺しにし、穴の空いたドーナツが生まれた説があるのだという。しかし、グレゴリーはこの話を否定。自身が子供の頃に穴のないドーナツの真ん中が生焼けだったため、こしょうの缶で穴を開けたと語っていたようだ。