ゲッターロボの最新アニメ発表 なぜか「実質、鬼滅の刃」説が浮上してしまう
『ゲッターロボ』シリーズの最終章が、来年夏にアニメ化されることに。ファンの中には、同作と『鬼滅の刃』の類似点に気付く人物も…。
2日、人気漫画『ゲッターロボ』シリーズの最終章「ゲッターロボ アーク」が2021年夏にアニメ化されることが明らかになった。ファンからは興奮の声が上がると共に、同作と『鬼滅の刃』の共通点を指摘する意見も相次いでいる。
■「全ての漫画は鬼滅に通ず」理論
「流行やトレンドは繰り返す」というが、それは漫画の世界も同様。読み手が「かなり斬新な設定」と受け取っても、じつは「既に他の作品に登場していた」などというケースも多分に起こり得る。
そのためネット上ではこの現象を逆手にとり、今年5月に完結したばかりの「鬼滅」と数年以上前に完結した作品との類似点を指摘し、「これって鬼滅のパクリじゃん」と指摘するネタが以前より散見されていた。
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■半ば祭り状態に
しかしここで気を付けたいのが、一部ガチで信じているユーザーもいそうだが、大多数は「ネタとして楽しんでいる」ということ。
例えば「鬼滅の鬼と設定の似た吸血鬼が出てくるからパクリ」と言われる『ジョジョの奇妙な冒険』第1部の連載が始まったのは、今から30年も前のこと。中には「主人公が刀を持っているから『桃太郎』は鬼滅のパクリ」「炭治郎の耳飾りに似た札があるから花札は鬼滅のパクリ」といったような、壮大な時の流れを感じさせるネタも少なくない。
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■「やっぱり鬼滅じゃないか!」
【ティザービジュアル公開!】
来夏のアニメ化に先駆け、ティザービジュアルも公開となりました。
シリーズ誕生からはや46年。「ゲッターロボ」という作品が放つ、迸るような“熱き魂”が、令和の閉塞と混沌を突き破ります。ご期待ください。#getter_a pic.twitter.com/louf4RdeTS— アニメ「ゲッターロボ アーク」公式 (@getterrobot_arc) November 2, 2020
そんな鬼滅の劇場版映画が破竹の快進撃を見せる中、突如発表されたゲッターロボの最新アニメ情報。
ツイッター上には、「新ゲッターロボも鬼と戦うので実質鬼滅みたいなもん」「刃のついた武器を駆使して鬼を倒すから、ゲッターロボはほぼ鬼滅だよ」「やっぱり鬼滅じゃないか!」といった考察ツイートが多数上がっていた。
しかしもちろん、「ようやく来たかゲッター、待ちわびてたぜ!」「令和の時代にゲッターロボのアニメが観られるとは思わなかった…」など、純粋にアニメ化を喜ぶファンも多数。今までゲッターロボに触れることがなかった鬼滅ファンも、これを機会に観賞してみてはいかがだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)