「食べる魔剤」と話題のラムネ 粉末にしてエナドリに混ぜるとヤバいことに
「食べる魔剤」として話題の森永製菓の新商品のラムネ。元祖・魔剤であるエナジードリンクと混ぜたら、どうなってしまうのだろうか?
■悪魔のドリンクが誕生
エナジードリンクの代表格といえば「モンスター」と「レッドブル」のいずれかを連想する人がほとんどかと思うが、今回は「より多くのカフェインが使用されている」という理由からモンスターをチョイス。
厚生労働省によると、カナダ保健省 (HC)では健康な成人が1日当たり摂取するカフェインの量は最大で400mgまでとのこと。500mlのモンスターにはカフェインが200mg、大粒ラムネ3袋のカフェイン合計は120mgなのでトータル量は320mgである。
ラムネをあと2袋追加するという道もあったが、脳が警鐘を鳴らしていたため、今回はパス。粉々に砕いた3袋分のラムネをジョッキに入れると…それだけでジョッキの約3分の1を覆い尽くしてしまった。
そこにモンスターを注入すると、炭酸部分がラムネの粉末と融合し、なんともおぞましいあぶくが発生。漫画やゲームに登場する「人為的に造られたキャラクター」がよく口にする「コロシテ…コロシテ…」という悲しい台詞が頭の中に浮かんでしまった。
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■全然眠くならない…
どんなに頑張っても個体と液体の中間にあるラムネが上部分に迫り上がってくるため、ストローを使用して内部から飲んでいくことに。モンスターとコーラ味のラムネが融合したカフェイン320mgの飲み物…奇譚なき感想を言えば、決して不味くはないが、できることなら二度と飲みたくない味であった。
さすがにこの量を一気に飲んでは命に関わる…と判断し、時間をかけてゆっくり飲んでいくことに。しかし飲み始めて1時間が経過した辺りで体の異変に気がつく。ひと口目はあれだけ不味いと感じた液体を、体が欲し続けているのだ。
加えて1日の業務を終え、21時を回っても一向に体から疲れを感じない。1つの物事に対する集中力が研ぎ澄まされていることも実感できた。
しかし下手をすればこのまま眠れず、明日に支障が出る勢いである。体にかかる負担も大きいものと思われるので、今回の飲みかたは決して真似しないでほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)