ユニクロ『+J』発売でユーザー大興奮 「身ぐるみ剥がされた」目撃談も
ジル・サンダーとのコラボ「+J」の販売開始を受け、多くのユーザーがユニクロ店舗へと駆けつける事態に。中にはカオス度の高い光景も…。
■店内にはガラスも散乱
10時の開店時間を狙って来店した「エーラク」さんだが、先客が大勢押し寄せていたようで、入店待ちの列は後方だったという。店内に入ると、その時点でマネキンは既に何も着用していない状態に。
そのため「商品を購入しようと客が脱がした」のか、「元々着用していなかった」のか、「店員が脱がしていった」のかは不明だが、現場はかなり混乱しており、他のマネキンを見ると一部の衣類が勝手に脱がされている状態のものもあったという。
「店内に人であふれていただけでなく、ハンガーラックやコラボ商品が床に落ちて、踏みつけられている有様でした」「何かのガラスが割れて散乱しているのも見かけました」と、「エーラク」さんは当日の様子を振り返っている。
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■一方、都内の店舗では…
しかし全ての店舗が「世紀末」だったワケではなく、都内の主要ユニクロはかなり対策が練られていたよう。例えば新宿の「ビックロ」や、世田谷千歳台店は、店外の行列が長くなったため開店時間を1時間ほど前倒し。
新宿高島屋店に至っては、整理券配布にすら行列をつくらないスムーズぶりで、30分刻みで15人の客が入店して+Jコーナーへ向かえるシステムを確立していた。現地を訪れた記者も「非常に快適で品揃えも豊富」と太鼓判を押していた。
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■9年前のコラボ時の様子
今回記者は、9年前のコラボ時に新宿高島屋店にてアルバイトとして働いていた女性の取材に成功。当時の様子について訊ねてみたところ、やはり同店は「平和そのもの」だったという。
「新宿はビックロのイメージが強いので、じつは高島屋店は穴場的なポジションなんですよ」と語る女性は、「というか高島屋さんの中にユニクロが入っていることを知らない人も多いと思いますね(笑)」と自虐気味なコメントもみせた。
9年前のコラボ当時もやはり大勢の客で賑わったそうだが、「マネキンから商品を脱がす」といった行動はさすがにお目にかかっていないそう。客がマネキンの衣類を脱がす行為について聞くと、「マナー以前の問題ですよね…」「ていうかマネキンから服を脱がすのって、けっこう難しいはずなんですけど」とドン引きした様子に。
たとえ自身の欲しいアイテムをマネキンが着用していたとしても、まずは店員に訊ねるのが正しい行動だろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)