ファミリーマート、話題の“優等生”食パンにマッチする悪魔的アレンジ3選
ファミマが新発売した完全無欠の「食パン」。 「君のような優等生すぎるパンは嫌いだよ…!」…しらべぇ記者はおじさんの本気を出した。
素材と製法にこだわったファミリーマート限定発売の高級食パン「究極のしっとりもっちり食パン」(4枚入、税込340円)が売れている。
発売から1週間経ち、ネット上では「噛めば噛むほど甘みが出る」「ファミマの本気だ!」と称賛する声が増えているが、さらにこのパンを進化させることはできないか。意を決した記者はファミマに追加食材を買いに出かけた。
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■ハイクラス、優等生、完全無欠だからこそ…
「究極のしっとりもっちり食パン」はいわば食パン界のエリートである。ファミマには6枚入りで税込108円という「ファミマベーカリー 小麦香るしっとりとした食パン」がある。庶民的で味わい深く、しかもこの時代に110円以下というリーズナブルさ。まるで大衆食堂のような安定感がある定番商品だ。
一方の「究極のしっとりもっちり食パン」は素材、製法、そして何より値段もハイクラスで、パッケージもスマートで女子の人気を集めそう。独身生活が長く何かと歪んでいる記者は、この“優等生食パン”にカロリーや渋い食材を加えることで一気におじさん化させ、逆イメージチェンジを図ることを決意した。
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■まずは納豆との相性チェック
さて魔改造一発目は、メイン食材に納豆を使う。納豆とパン、そんなの合わないだろうと顔を歪める人もいるかもしれないが、中年であるしらべぇ記者にはそんなことは関係がない。腹に入れば一緒…そう、ウマければいいのだ。ファミマの冷蔵コーナーで納豆を即買い。
フレッシュな口当たりとほのかな甘みが自慢のパンに、粘り気と臭みが強い納豆をダイブさせる。往年のヒールレスラーにセントーンを食らったかのように中央が凹む食パン。
さらにマヨネーズ、そしてチーズ。「おいしくなぁれ…おいしくなぁれ…」と独り言をいいながら具材を追加していく。
あとは一気に焼き上げる。昨年、ヤマダ電機でたしか1,000円くらいで買った格安トースターで3分。扉を開けた瞬間、「あ、これ優勝だ」と確信できる焼き上がりになっていた。
半分にカットして実食すると、納豆の粘り気と臭みが弱まっており、香ばしさがプラス。とろけたチーズとマヨネーズが最高にクリーミーで、外はカリッカリ、中はもっちもちであるこの食パンとよくマッチする。
点数でいえば75点。美味しさは十分伝わったが、パンの甘みがやや存在感を示しすぎて具材の塩辛さとぶつかり合っている印象。もっと素朴な味わいのパンのほうが合いそうだ。