大規模イベント人数制限へ？ 西村大臣の言及でトレンド入りの大議論に
西村経済再生担当大臣が大規模イベントの人数制限に言及し、ネット上で大きな話題に。
■緩和からの転換
大規模イベントをめぐっては9月、1万人以上のイベントは収容の50％以内、1万人以下では5,000人以内と、政府は従来の人数制限を緩和。10月には横浜スタジアムにて、感染対策を講じた上で満員状態を復活させる実験も行われるなど、徐々に制限は緩められていた。
そこへ来て再度制限へと舵を切る形は、政府のコロナ対策の迷走を印象づけることに。「迷走がすぎる」「政府の場当たり的な対応」「後手の対応だと、これをずっと繰り返すことになる」など、ネット上の怒りはあちこちで見られている。
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■東京・大阪はステージ3間近とも
検査の拡大も影響しているものの、現在、連日のように過去最多の新規感染者数を記録している日本列島。20日には、分科会の尾身茂会長が記者会見内で、東京と大阪はステージ3に近づきつつあり、札幌市は既にステージ3に入ったとの認識も示している。
クリスマスや年越しのライブ、コミックマーケット、競馬の有馬記念など、大規模イベントが数多く控える年末年始。しかし、現在の感染状況や分科会の見解から鑑みるに、このままでは人数制限も不可避だろう。各業界や国民への影響は必至だが、果たして迷走が行き着く末は…。
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（文／しらべぇ編集部・玉山諒太）
