小池都知事を追うマスコミが過密状態… 中継映像にネット唖然
首相官邸にて、菅義偉総理と会談した小池百合子東京都知事。しかし、中継映像には“密”な状況が映され…
24日午後、東京都の小池百合子都知事が、首相官邸で菅義偉内閣総理大臣と会談。小池都知事が官邸を出入りする様子は、『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)などでも中継され、画面に映された「密」な状況を不安視する声が多く上がっている。
■都知事を追って密集する報道陣
政府が検討している、「GoToトラベルキャンペーン」の一時停止に関して、菅総理と意見交換を行なった小池都知事。
官邸には多くの報道陣も集まっており、会談を終えた小池都知事が姿を見せると、マスクを着用したスーツ姿の報道陣たちが一斉に小池都知事を追いかける様子が中継された。
団子状態となった報道陣と、小池都知事との間には距離が保たれていたものの、報道陣たちはまさしく“密”な状態に。その後、都庁へ戻った小池都知事は、同日の16時前に報道陣からの取材に数分ほど応じている。
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■「決まりを作ったほうが…」の声も
注目の会談の模様を世の中に伝えるという使命を背負っていた報道陣だが、あまりにも“密”な状況に、インターネット上には「小池知事が追いかけるマスコミが密どころじゃない」「密やなぁ…」「報道陣が密すぎて」といった、不安の声が相次いでいる。
中には「こういうのも決まり作ったほうがいいんじゃないか」といった指摘も。
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■第1波以降も約5割が危機感
医療体制の逼迫が懸念される地域も出てきており、今一度気を引き締めて感染症対策をしていくことが求められる。なお、しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,844名を対象に実施した意識調査では、全体で53.9%の人が「緊急事態宣言解除後も人との接触や会食を避けている」と回答した。
こちらは、2020年9月に行なった調査であり、依然として多くの人が高い意識を持って感染症対策をしていたことが分かる。
「マスゴミ」などと揶揄されることもあるが、有事のときにこそ「情報」が重要。それだけに、感染拡大下で取材にあたる報道関係者たちの安全を守る対策も求められる。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)