警視庁、食用品ラップの“引き出し口行方不明事件”の意外な解決方法を提案
意外にストレスがたまる……。食品用ラップの境目が分からなくなる現象の解決法とは。
■驚くほど簡単だった…
そこで、「クレラップ」を使用し、素手で引き出し口を見つけて正常に使える状態になるまでの時間を計る。
ラップをぴったりとつけると、目視では引き出し口は分からない。爪を立てながら必死に探すも悪戦苦闘、少しずつイライラも溜まってくる。それでも、なんとか引き出し口を探し当てて、正常に使える状態に戻すことに成功。気になる時間は1分39秒であった。
次は、警視庁推奨の方法に挑戦。輪ゴムをラップに巻いて上下にこする。
4~5回こすると、引き出し口が現れた……。正常に使用できる状態になるまでの時間は、43秒と約1分の短縮に成功。時間もそうだが、爪で探し当てるという作業がなくなったことが、一番のストレス軽減である。
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■他の食品用ラップでは…
では、食用品ラップの種類によって、引き出し口が見つけやすいということはあるのだろうか。「クレラップ」の他、「サランラップ」と、100円ショップで販売されている「キッチンラップ」でも試す。
これまで記者は様々なラップを試してきたが、メーカーによって、この「引出し口行方不明問題」が多発していた。なので各社のラップの素材が違うのではないかという邪推を含め検証したいと思い立った。
まずは、「サランラップ」。こちらも輪ゴムをラップに巻いて4~5回こすると、引き出し口が現れた。その時間は41秒でクレラップよりも2秒早い結果に。
続いて100円ショップで販売されているキッチンラップ。クレラップやサランラップと同様に、引き出し口を発見。使用できる状態になるまで時間は50秒であった。3つとも41秒~50秒の間で収まっているので、商品によって引き出し口が見つけにくい、ということはなさそうだ。
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■メーカーに問い合わせてみると…
警視庁が推奨する「食品用ラップの引き出し口を見つける方法」は、確かにストレス軽減になった。だが、他にもっと便利な方法はないのかと考えた記者は、クレラップを製造する「クレハ」に問い合わせてみる。
すると、「弊社がオススメしているのは、乾いた食器用スポンジでラップを軽くこすることです」との回答。食器用スポンジを使用し、ラップに摩擦を与えることで、簡単に引き出し口を見つけることができるそうだ。ちなみに、警視庁が推奨する方法に関しても、「摩擦を与えることは同じなので、否定はしません」とのこと。
ちなみにこの方法での所要時間は51秒(クレラップを使用)であった。どちらの方法もストレスなく、引き出し口を見つけることができるので、いざという時に試してみてはいかがだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)