客は日に30人、少々地味なクロネコヤマト博物館 じつは激アツだった…
無料でこんなにも楽しめるスポットがあって良いのだろうか。
■一番人気の体験コーナーにワクワク
一番人気は体験コーナーで、実際にヤマト運輸の制服を着用して、配達員になることも……。一度着た制服はすぐに消毒されるので、コロナ対策もバッチリ。
さらに、ヤマト運輸のトラックに乗ることもできる。よく見ると、ドライバー名が「黒猫大和」で、ナンバーが9625(くろにゃんこ)になっているなど、細かなところにもこだわりが見られる。
トラックからの景色も普通乗用車とは全く違い、広い視野で見渡せることに驚いた。ちなみにこの乗車体験は子供からの人気が凄まじく、行列を作ることもしばしば。
制服を着用してこれに乗れば気分は完全にヤマトの配達員。「はい、○○さんお荷物です。『パソコン部品』と書かれた小包です」とドヤ顔で言ってみたい…!
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■これが無料でいいのか
しかも、さらに遊び心が。なんと施設のあちこちには「隠れクロネコ」マークがいる。隠れミッ○ーより強い猫、それを探してみると思わず夢中になってしまう。
全部で何匹のネコが生息しているのか、そんな捜索も通な楽しみ方かもしれない。
今回は取材ということで駆け足で建物内を回ったのだが、それでも滞在時間は1時間30分。じっくり回れば3時間は楽しめそうだ。ちなみに入場料は無料で、帰る際には特製のボールペンとステッカーを貰えた。
無料でここまで楽しめるのは、少し申し訳ないと感じるほどである。子供連れの方は勉強に、デートで来る方は、ヤマトと一緒に自分たちの歴史を振り返るのも良いのかもしれない。一度足を運んでみてはいかがだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)