「サイコロステーキ先輩」でお馴染みの鬼滅キャラ、食堂への異世界転生に成功する
『鬼滅の刃』に登場するキャラクターを連想させる名前のメニューが、新潟県の食堂に登場。店主に話を聞いてみると…。
現在公開中の劇場版アニメが絶好調の『鬼滅の刃』だが、新潟県のある食堂では、『鬼滅』の人気キャラクターを彷彿とさせるメニューが注目を集めている。
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■発想が天才のそれ
『鬼滅』の人気キャラといえば、真っ直ぐな性格の主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)を筆頭に、劇場作のキーパーソンである煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)や、第2回人気投票で首位に輝いた我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)などを思い浮かべる人が大多数であろう。
しかし話題の食堂が目をつけたのは、なんと作中では無名のキャラ。メニュー名は「鬼のサイコロステーキ先輩定食」というもの。
いやいやいやいやいや#サイコロステーキ先輩 pic.twitter.com/cLvstCblhn
— じょい@zn6 (@fafafa___ster) November 25, 2020
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■サイコロステーキ先輩とは?
漫画ファンの間では、名前もついておらず、一般的には「モブ」と呼ばれることが多い所謂「その他大勢キャラ」がカルト的な人気を誇るケースが決して珍しくない。
人気が出るモブというのは得てして「物語の進行上は便利だが、本筋には全く絡んでこない」という特徴が共通で、ほぼほぼ「使い捨て」のような側面もある。
ちなみにサイコロステーキ先輩は、『鬼滅』5巻にて登場するモブキャラのネット上での呼び名で、なんの脈略もなく炭治郎の前に出現。1ページを丸々使って自身のキャリア形成のビジョンを語りつつ鬼に斬りかかるも、ほんの一瞬で返り討ちに遭い、コマ切れにされてしまった。
妙な存在感がネット民に大ウケし、その最期の様子から「サイコロステーキ先輩」と名付けられた彼は、先の人気投票ではモブキャラにも関わらず223票を獲得している。
今回記者は、このパンチの効いた定食を提供する食堂に取材を敢行。名物メニュー誕生の切っ掛けが明らかになった。