ボボボーボ・ボーボボ、『鬼滅』や『呪術』も取り込む「当たり判定」の大きさが話題

近年の再評価が著しいギャグ漫画『ボボボーボ・ボーボボ』だが、ネット上ではその「当たり判定」の大きさが話題になっている。

2020/11/28 05:40

ボーボボ

劇場版アニメが異例の大ヒットを記録している『鬼滅の刃』を筆頭とし、10月からテレビアニメの放送が開始された『呪術廻戦』など、『週刊少年ジャンプ』の連載作品が勢いを見せつける昨今。

しかしなぜかいずれの作品も、とあるギャグ漫画との関連性を指摘されているようだ。


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■これぞ伝説の漫画

ボーボボ

その漫画とは、00年代のジャンプにて連載された『ボボボーボ・ボーボボ』である。不条理ギャグ漫画である同作は当時より凄まじい勢いを放っており、リアルタイム世代の記者も大きな衝撃を受けたものだ。

基本的に「一切の常識が通じない」のが『ボーボボ』の魅力ではあるのだが、先に挙げた『鬼滅』も『呪術』も決してギャグ漫画ではなく、どちらかというと「ダークファンタジー」的な重たいテーマを題材としている。


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■『ジャンプ』本誌で奇跡が起こる

一見するといずれの作品も『ボーボボ』とは1ミリも掠っていないような作風であるが、20日発売の『ジャンプ』51号が切っ掛けとなり、新たな説が生まれてしまう。

同号掲載の『アンデッドアンラック』(アンデラ)では、主人公・出雲風子(いずも・ふうこ)が自身のこめかみに拳銃を当て、ロシアンルーレットに挑むシーンが登場。相手が銃弾を1発も入れていないことを信じた風子は何の躊躇いもなく引き金を6発引くが、確信した通り銃弾は込められていなかった。

ボーボボ&アンデラ

しかし周囲から見たら完全にぶっ飛んだ行動であるため、他のキャラクターから「イカれてんのかお前!!」と咎められてしまう。

この一連の流れが『ボーボボ』に登場したロシアン・ルーレットのシーンに酷似しており、読者からは「シリアスなシーンなのに、ボーボボ思い出して笑っちゃう」といった声が続出。『ボーボボ』では引き金を5発打ち、全弾セーフだったという違いはあるのだが、「コ…コイツ、イカれてやがる…」というその後の台詞もよく似ている。

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