鳥取県で獲れる幻のエビ『もさえび』 貴重なのに安くて美味しい理由とは
鳥取県で獲れる幻のえび『もさえび』その幻である理由が贅沢すぎた
のどぐろや白いか、松葉ガニなど、鳥取県は美味しい魚介類が豊富。とくに今は松葉ガニのシーズンで鳥取県は蟹一色といった雰囲気だが、じつはそこに隠れた絶品の魚介類がある。
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■幻の『もさえび』
それは『もさえび』という海老で、鳥取県以外だと『がす海老』や『どろ海老』と呼ばれることがある。鳥取県以外に住んでいると聞きなれない海老かもしれないが、じつは物凄く美味しい海老なのだ。
そんなに美味しいのになぜあまり知られていないのか? じつはそこには、蟹・魚介類王国の鳥取県ならではの理由があった。
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■幻である理由とは
もさえびの漁期は9月から5月と、11月に始まる松葉ガニのシーズンとかなりかぶっているため、かぶるシーズンになると漁師はみな高価な松葉ガニを獲るようになる。
そのため、海の中にもさえびがいないワケではないのだが、リーズナブルな値段で提供されるもさえびを獲る漁師がいなくなってしまうため、市場に並ぶことがほぼなくなってしまうのである。