終活の準備をしている高齢者は2割程度 「死を意識したくない」との本音も
自分がこの世からいなくなったときのために、エンディングノートを書くなど終活を始める高齢者が増えている。
■断捨離で終活
終活として、断捨離する人もいる。
「もともと多趣味なので、家に物が多いのが悩みだった。これを残しておいても子供たちに迷惑がかかるだけなので、少しずつ捨てるようにしている」(60代・男性)
「部屋の整理をしていたら、昔に書いていた日記が見つかった。今読むと恥ずかしいことばかりで、自分がいなくなってから読まれるのは嫌だと思い捨てた」(60代・男性)
関連記事:パパ活経験女性は20代でも1割程度 「トラブルが心配」などの声が多数
■死と向かい合うのが怖い
一方で、終活の準備には消極的な人も多い。
「年齢的にも、そろそろ終活を始める時期だとは思っている。しかし、やはり自分の死と向き合うのは怖いもの。そのために、ずっと先延ばしにしている」(60代・男性)
「昔から面倒なことが嫌いなので、エンディングノートを準備するような性格ではない。それは、子供たちも十分にわかってくれていると思う」(60代・男性)
終活の必要性は感じなからも、なにもしていない高齢者が多いようだ。
・合わせて読みたい→高齢者と若い女性のマッチングサイト「まご活」の実態を直撃 ネットでは賛否
(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国65歳以上の男女129名 (有効回答数)