広島名物「島巡りツアー」、絶対観光すべき素敵アイランド3選
広島を舞台に行われている大型観光キャンペーン「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」。しらべぇ記者は行ったことのない島を巡った。
■何かとクセが強い島
3つ目は「生口島(いくちじま)」。ここは絶景が見られる島として知られているという。早速下船後、「まるでギリシャ神殿」と高い評価を受ける「未来心(みらいしん)の丘」を目指す。
島の商店街を見ながら、ぶらぶらと歩く。ゆったり時間が進んでいるような感じで、古い街並みを見ているだけで癒される。
自転車に乗った地元のおじさんが工事現場を眺めながら「おぅ、アパート建ってきたなぁ」と談笑していたと思えば、チリンチリンと自転車のベルが鳴って「はい、どいてどいて」とおばちゃんが疾走する。まるでドラマのように活気と人情がある島だ。
空を見上げると看板には「サイクリストオアシスへようこそ」。…さっきのおじさんやおばちゃんをこの島では「サイクリスト」と呼んでいるというのか。これはだいぶクセが強そうだ。
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■RPGに出てきそうなスポット
そんなことを考えていたら浄土真宗本願寺派「耕三寺」に到着。この耕三寺の奥に「未来心の丘」がある。耕三寺の説明はここでは省くが、どの建物も大変立派でインパクト大。
寺を建立したのは耕三寺耕三氏という少々三又又三感のネーミング感がある有名な方なのだが、そのお寺を通過するといよいよお目当ての丘に到着。
広さ5,000平方メートル、白い大理石でできた庭園で、著名な彫刻家・杭谷一東氏が手がけた。まるでギリシャ神殿の一角のようなこのスポット、RPGだったら絶対ラスボス待っている感がすごいのだが、若い女性たちにとっては格好の映えスポット。
ここから丘の下から海までを見渡す眺望はじつに見事で、不思議と安らぎと癒しを感じる場所だった。
そんな瀬戸内の魅力が詰まった3つの島を今回は紹介した。ただこれはほんの一部。さらにリサーチして自分好みの島を見つけてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)