ハリウッドが映画の聖地となった理由 エジソンとの深い関係に驚きの声
『チコちゃんに叱られる』でハリウッドが映画の聖地となった意外な理由を解説した。
11日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「ハリウッドは映画の聖地なのはなぜ」が注目を集めている。
映画といえばハリウッド、ハリウッドといえば映画というほど根付いているが、なぜ「映画の聖地」とまで言われるようになったのだろうか。
■「エジソンにお金を払いたくなかったから」
チコちゃんのテーマに対する回答は「エジソンにお金を払いたくなかったから」だという。エジソンといえば白熱電球や蓄音機のイメージが強いが、じつは映画にも関係があるという。
当時「キネトスコープパーラー」という初期の映画鑑賞装置がアメリカで流行。同装置は、箱型でのぞき穴を覗くと、映像が見えるという映画鑑賞箱のようなものだった。
後にエジソンが「ヴァイタスコープ」という映写装置を開発。これがきっかけで、アメリカには映画会社が次々と生まれ、多くの作品が誕生することに。
関連記事:名作小説の映画化『夏への扉』 清原果耶をヒロインに来年公開へ
■エジソンが特許料をとりはじめる
映画はニューヨークを中心に発展。しかし、発展した映画文化を見たエジソンが、彼が開発したカメラと映写機を使った映画に対し、特許料を求めるようになった。
MPPCという映画特許会社まで作って取り締まっる徹底ぶりで、大手の映画会社は加盟ができたが、小さな映画会社にはそんな余裕はない。