田村淳、曖昧な医療崩壊の定義に疑問 「医療崩壊が起きないように解釈できる」

医療崩壊の定義とは…。田村憲久厚生労働大臣の発言に田村淳が疑問を口にする。

2020/12/14 12:35


ロンドンブーツ1号2号・田村淳

14日放送の『グッとラック!』(TBS系)では、医療崩壊の定義に関する田村憲久厚生労働大臣の発言について注目。これに、ロンドンブーツ1号2号・田村淳が疑問を呈した。



■医療崩壊の定義とは

12日、東京都では過去最多となる621人の新型コロナウイルス新規感染者が確認され、医療現場の逼迫が叫ばれている。中でも、北海道の旭川市では、病院内でのクラスター感染が多数確認されており、医療崩壊の危険性が。これを受け、旭川市には10名の自衛隊看護師が派遣された。

また、10日に行なわれた参議院厚生労働委員会で、医療崩壊の危機に瀕している自治体の数について質問された田村厚生労働大臣は、「『医療崩壊の危機』という定義がはっきりどういうものなのかというのは難しい」「医療崩壊の危機に瀕しているかどうかは、(各自治体の)見方ということになる」と明確な定義について言葉を濁した。


関連記事:ケンドーコバヤシ、医療現場の逼迫に訴え 「現場の声をもっと聞かせて」

■現役医師の指摘

この田村厚生労働大臣の発言に、ふじみの救急病院・鹿野晃院長は「現場との温度差を感じる」とし、「医療機関の現場に政府の関係者が視察に出向いているところを、ほとんど見たことがない」と指摘。

続けて、「まずは現場に足を運んでみていただく、現場の声に直接耳を傾けていただく、そういったところから対策のヒントが見えてくる可能性があるのではないか」と説明している。

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■淳は「議論のしようがない」
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