今年の漢字は『密』 「これは納得」「禍かと思った」と反響相次ぐ
京都・清水寺にて「今年の漢字」が発表。新型コロナウイルス関連の漢字がランクインした。
14日、京都府・清水寺にて、日本漢字能力検定協会がその年を代表する漢字一字を公募した「今年の漢字」が発表された。ネット上では、大きな反響が寄せられている。
■今年の漢字は…
2020年を代表する漢字一字は「密」に決定。発表は14時から行われ、新型コロナウイルス対策対策のためフェイスガードを着けた貫主・森清範氏が揮毫した。
新型コロナの集団感染防止策として密閉・密集・密接を避けるよう、総理大臣官邸・厚生労働省が掲げたスローガンである「3密」が由来しているといえる。また小池百合子都知事が会見を行なった際に、報道陣に向けて「密です」と注意したのも印象的だ。
また、第2位は「禍」、3位は「病」と新型コロナ関連のワードがあがっている。
関連記事:おぎやはぎが流行語大賞を予想 『鬼滅の刃』『香水』ではなくて…
■ネット上では納得の声
今回の発表を受け、ツイッター上では「やっぱ今年は『密』だよな」「これは納得」「3密の印象が強いよね」といった納得する声が相次いだ。
中には、「禍かと思ったけど…」「いっそのこと病とか禍にすれば」「うーん、そっちか〜絶妙にちがったな」と否定的な声もあがっている。
関連記事:『月曜から夜ふかし』マツコの「今年の漢字」に納得 乱れた生活に心配の声も
■しらべぇ編集部では予想も
しらべぇ編集部では、「今年の漢字」の発表に先駆け、編集部内で予想を実施。「今年の漢字」予想ガチ勢もいる中で、一番人気の予想として「密」があがっており、見事的中している。
ちなみに、事前予想ともに募った選出理由については「新型コロナウイルスで3密という言葉が浸透したように、人との距離感を意識する一年でした」「新型コロナを象徴する一文字はやっぱりコレかなと…!」と言う意見があがっている。
・合わせて読みたい→流行語大賞は「3密」に栄冠 選考委員がこの言葉を絶賛した理由
(文/しらべぇ編集部・北田力也)