ビスケットを箱に詰める時計修理店がネットで話題 その理由がお洒落すぎた…
時計修理店の気の利いたサービス。どうやって考えついたのか聞いてみると…
思い出が詰まったモノは、その人にしか分からない価値がある。大切なモノが故障してしまったときは、「丁寧に修理をしてくれる店にお願いしたい」と考えるのは当たり前のことだろう。いま、ある時計修理店の洒落た気遣いが話題になっている。
■箱にビスケットが入っている意味
腕時計を修理に出そうと思ってネットで手続きしたら「この箱に入れて送って下さい」って箱の中からビスケット出てきた。
「ビスケットが欠けてなかったら配送経路は安心という事です。そのビスケットは細やかなお礼です食べて下さい」みたいな事が書いてあって、洒落とるなぁって思いながら食べてる。 pic.twitter.com/zbaY6S0y66— 滝川(いたちのおうちの中の人) (@MaikoTakigawa) December 14, 2020
「腕時計を修理に出そうと思ってネットで手続きしたら『この箱に入れて送ってください』って箱の中からビスケットが出てきた」とコメントを添えて、時計修理店から送られてきた用紙とビスケットの写真を投稿したのはツイッターユーザーの滝川さん。
これは時計修理店が、ただのサービスとして送ったのではなく、手元に箱が届いた時にビスケットが欠けていなければ配送経路は安心。あくまでビスケットは細やかなお礼というワケだ。気が利いているだけでなく、なんて洒落たサービスなのだろうか。
滝川さんによると修理に出した腕時計は、何年も前に酔っ払って紛失したと思っていたものが、断捨離を行った際にたまたま発見。ボロボロになっていたが、「もしかすると修理してもらえるのでは……」との考えが浮かんだ。しばらくネットで調べていくうちに、今回依頼をした「名古屋時計修理工房」を見つけたそうだ。
ビスケットについても、最初は「よくあるオマケか…」と何気なく食べていたら、同封された手紙を発見。そこに書かれた文字を見て、今回の投稿をしたと話す。
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■丁寧な仕事ぶりに絶賛の声
丁寧な仕事ぶりにネットでは、「このサービスを考案した人は素晴らしい」「ビスケット一つで多方向にいい印象が付く」など絶賛の声が続出。
その他には、「これうまいけど、すぐボロボロになるから耐衝撃試験材料として絶妙」「粉々だったら笑う」「同じものを食べています」など、ビスケットに注目したコメントも見られた。