今年のネット流行語100、一位にとてつもない矛盾が 『鬼滅』ファンも思わず爆笑

『鬼滅の刃』関連のワードが上位に食い込んだ今年の「ネット流行語100」だが、原作との大きな矛盾に気づいてしまったファンも…。

2020/12/17 05:45



■作中で無惨さまの名を呼ぶと…

鬼滅の刃

配下の鬼だけでなく、読者からも「無惨さま」の呼び名でお馴染みのキャラが1位を飾ったワケだが…『鬼滅』作中で無惨さまは、鬼たちに自分の名前に関する呪いを施しているのがポイント。

これにより「無惨」という名を口にした鬼たちは細胞が破壊されて死に絶えるため、無惨さまの情報や動向は長い間捕捉されずに済んでいたのだ。

そういった事情もあり、部下たちは文字通り死に物狂いで無惨さまの名前を口に出さないよう心がけ、「あのお方」と呼ぶなどと涙ぐましい努力を続けてきた。しかしそんな部下たちの努力も虚しく、あろうことか「鬼舞辻無惨」が流行語の首位に輝いてしまったのである。


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■「さすがは無惨さま」とファンは爆笑

圧倒的なカリスマ性で鬼たちを率いる無惨さまだが、言動の要所要所に拭きれない小物感が漂っているのも愛される由縁。

かの有名な「パワハラ会議」では下弦の鬼に「お前はいつも鬼狩りの柱と遭遇した場合、逃亡しようと思っているな」と詰問し、相手が必死で否定するや否や「お前は私が言うことを否定するのか?」とさらにプレッシャーをかけていく。

鬼滅の刃

最終的に部下を惨殺し、その残虐性で多くの読者を凍りつかせた…のだが、最終決戦時はなんと無惨さま本人が、主人公一派からの逃走を謀っているのである。あれほど部下を厳しく叱りつけた無惨さまが真顔で当然のように逃走している様子は、ファンに多大なる衝撃を与えた。

今回の流行語の結果発表を受けて『鬼滅』ファンからは、「1位になってるのは、さすがの無惨さまだわ」「呼んだら死ぬ呪いかかってる名前が流行語とか面白すぎるだろ」といった声が続出している。

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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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