生活に自然と浸透する現代語 じつは千原ジュニアの造語だった
千原ジュニアの造語が一冊に。「残念な〇〇」や「捨て左折」も彼の実体験から生み出されたものだった。
お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが、週刊誌『週刊SPA!』(扶桑社)連載をまとめた一冊『大J林』を、本日18日に上梓した。
■不可思議な魅力に満ちた言葉たち
本書は、ジュニアが『週刊SPA!』誌上で3年3ヶ月にも及ぶ長い歳月を費やして編み出した「明日使いたくなる新語・造語」の中から、220の語句を厳選し、それぞれの意味や用法を記したもの。
これらの語句は彼自身の体験や見聞を通じて生成されたものだが、その汎用性の高さや機知に富んだネーミングセンスは古今類を見ぬものであり、不可思議な魅力に満ちている。
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■“笑顔溢れる生活”の一助に
その浸透ぶりから、かえって気づかないで使っている人も多いかもしれないが、「残念な〇〇」や「捨て左折」といった現代語も、じつはジュニアの実体験から生み出された言葉なのだという。
『大J林』編集部は「こうした新たな価値や意義を生み出す新語や造語こそが、いまだ社会に存在する有形無形の同調圧力を振り払う大きな武器となるであろうと我々は信じている」とコメント。
「本辞典が、読者の方々が会社や家庭や学校で“笑顔溢れる生活”を送るための一助となることを切に願うばかりである」と、思いを込めている。
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■ジュニアコメント到着
本書の発売に際し、ジュニアからのコメントも到着した。
ジュニア:632ページという本のボリュームもありますし、このコロナ禍で来年のお正月もそんな遠くにも行けないでしょうから。年末年始の暇つぶしの足しにちょうどよいのではないでしょうか。
あとは何しろ220語もの造語が載ってますから、誰かのどこかには刺さるでしょうし。このなかで、もしみなさんのお気に召す言葉があったら、明日から気軽に使っていただければ芸人冥利に尽きるなと、そう思いますね。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)