「今年は地球にいます」　カウントダウン初詣も今シーズンは自粛

■今年は地球で年越しへ

成人してからほぼ毎年、同級生たちと集まって“カウントダウン初詣”に行くのが楽しみだったという20代男性は、「東京の新規感染者数が500人を超えた時点でやめようって決めました。帰って来られなくなった友人もいて…」「今年は地球で年を越します。少し落ち着いて、皆と会えるようになったタイミングで行きたい」と語る。

インターネット上でも、JR東日本が大晦日の終夜運転を取りやめたことを受けて「カウントダウン初詣は今年はできないのか…」「初詣は自粛します」といった声が。

なお、明治神宮が大晦日の深夜参拝の中止を発表するなど、神社でも徹底した「初詣の“密”回避対策」がとられている。

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■日中に初詣に行っていた人々も…

2021年の初詣については、カウントダウン初詣組以外も、多くの人々が分散参拝を検討している様子だ。しらべぇ編集部の取材に応じた20代男性は、「人を待ちたくない性分なので、もともと初詣は三賀日を避けて7〜8日とかに行っています。今年も同様に遅らせて行く予定ですが、初詣に行く友人の話も聞いてさらに遅らせるかもしれません」と話す。

2児の父である40代男性は「なんとなくというかファッションで行ってたようなところがあるので、今年はわざわざ行かないかなー。行くとしたら1月中の平日とかにちょこっと…って感じで考えています」という。

インターネット環境を活用するものなど、神社によって様々な“密”回避対策が勧められており、参拝予定の神社の対応は、事前に確認しておいたほうが良いだろう。新年のスタートが、穏やかで幸せなものであるよう、一人ひとりできることを考えていきたい。

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（取材・文／しらべぇ編集部・衣笠 あい）