見た目はそっくりなハマグリと外来種・ホンビノス貝 味は違うのか試した結果
ホンビノス貝と地ハマグリ、どれだけ味が違う?
■ホンビノス貝も負けていない
次のホンビノス貝は、ハマグリとくらべて身が黄色い以外は食感・風味ともにかなりハマグリに近い。輸入物のハマグリと比較するなら、間違いなくホンビノス貝のほうがウマいはずだ。
大アサリと呼ばれていたこともあるせいか少しハマグリよりもアサリのような潮っぽい印象も感じるが、クラムチャウダーやにんにくやバターを加えた白ワイン蒸しなら、ほぼハマグリと変わらない味になるだろう。コストパフォーマンスは最高である。
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■料理によって使い分けよう
実際に食べ比べた結果、ホンビノス貝は同じ地域で獲れた物なら、地ハマグリにかなり近い美味しさということが判明した。ただ、酒蒸しよりさらにシンプルな貝焼きになるとさすがに地ハマグリとの差ももう少しハッキリするかもしれない。
シンプルな料理のときは地ハマグリ、貝以外にもたくさんの具材が加わる濃厚な料理のときはホンビノス貝と、使い分けてみるといいだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)