ニトリ、カインズの珪藻土アイテム 環境局は「自己処分控えて」と警鐘

珪藻土を用いた『ニトリ』と『カインズ』の商品が波紋を呼んでいる現在。処分方法について確認してみると…。

2020/12/23 16:45



■「まずは回収に応じてほしい」と強調

まずは通常の珪藻土商品の処分について訊ねると、「家庭ごみに関する規定は各市区町村によって異なるので、まずこちらを確認することが先決かと思います」「バスマット商品であれば30cmを超える大きさのものが多いため、『粗大ゴミ』としてカテゴライズされるケースが多いですね」とのこと。

一方で、自主回収の対象となった商品に関しては「決して自己処分しようとせず、絶対に回収に応じてほしい」とコメント。

前述の通り、今回の商品は破壊した場合の粉塵にリスクが伴うとあり、「二つに折れば普通ゴミで出せる」といった考えは危険。迂闊な判断で処分することが、如何に危険であるかを強調していた。


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■「年末」という時期も悪かった?

前述の通り、言いようのない不安から商品を処分しようと逸るユーザーが多いが、今回の発表が「年末シーズンに行なわれた」という点もセルフ処分の後押しとなっているのではないだろうか。

実際ツイッター上では、「年末の大掃除でまとめて処分しよう」などの声も散見された。しかしまずは各社や環境庁のアナウンス通り、対象商品の回収に協力してほしい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

ゴミ処分ニトリ
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