町田啓太、『こころの時代〜宗教・人生〜』のナレーションを担当
『こころの時代〜宗教・人生〜』では1920年生まれの画家・野見山暁治氏を特集。ナレーションを担当する町田啓太からのコメントも到着した。
23日、俳優の町田啓太が、27日放送の『こころの時代〜宗教・人生〜』(Eテレ)のナレーションを担当することが発表された。
画像をもっと見る
■画家・野見山暁治氏の特集
今回、本番組で特集されるのは、1920年生まれの画家・野見山暁治氏。2021年には100歳記念の展覧会を開催予定で、新作に取り組みながら、これまで描いた膨大な作品の整理も進めている。
野見山氏は激動の人生を飄々と語る。福岡県の炭鉱地帯・筑豊での少年時代、戦争で断ち切られた東京美術学校での青春。戦後念願のパリ留学を果たすも、そこで妻と死別。帰国後、戦争で生き残った贖罪のように戦没画学生の遺作の収集に奔走した。
関連記事:山﨑賢人・土屋太鳳W主演『今際の国のアリス』 初映像解禁&ティザーキーアート公開
■野見山氏のアトリエ日記とともに
融通無碍なその絵に似て、野見山氏の言葉は時に聞く人を煙に巻きながらも、何にも寄りかからないで生きてきたひとりの人間のたたずまいを伝える。
番組は、野見山氏が綴るアトリエ日記とともに進行。それは“野見山氏の心の声”だ。そして、ときに自分自身にも突っ込みを入れる味わい深い文章を、町田が朗読する。
関連記事:南沙良、ETV特集『敏感くんたちの夏』でナレーションに挑戦
■町田コメント到着
今回の放送に際し、町田からのコメントも到着した。
町田:ナレーションは初めてですが、野見山さんの言葉は本当にまっすぐで、 心の奥底にかわいらしさもあるところにすごく共感を得たので、思うがままにやらせていただきました。
野見山さんは作品を通して、自分の奥にあるものを明確に表現されています。何を感じて、どうやって自分の道を歩いてきたのか。
それを見て・聞いて・感じると、最後に何か考えるきっかけにもなる『大先輩からのメッセージ』だと思います。 ぜひ見ていただければ、僕と同じように心の奥底に感じるものがそれぞれあるんじゃないかと思います。
・合わせて読みたい→木村カエラ、夫・永山瑛太を嗚咽レベルで号泣させるも… 「素敵な夫婦」
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)