変化球アーティスト・ダルビッシュ有 魔球「スパイクスライダー」誕生秘話
黒木知宏氏によるダルビッシュ投手独占インタビュー。夢を形にしようと格闘を続ける希代の投手の言葉はどこまでも力強い。
■寝るときも変化球のことを考える
寝るときもボールを握って変化球のことを考えているという、ダルビッシュ投手。その一途な思いと努力が、ふと試合中のマウンドの上でひらめきを呼び起こしたという。
その瞬間を説明する彼の言葉は独特だ。「マウンドの自分からバッターの位置まで透明なガラスの壁がずっと続いている。その壁にそってボールを走らせるイメージ」。それはどんな世界なのか、自らもプロの一線で活躍した黒木氏が、鋭く切り込んでいく。
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■「スパイクスライダー」誕生秘話
シーズン半ばに登場した 「スパイクスライダー」と呼ばれる魔球の誕生秘話も、初めて明かされる。
インタビューの中で、自らを「変化球アーティスト」と称するダルビッシュ投手。尽きることのない創作活動への意欲は、どこへ向かうのか、そして、今、見えてきた「世界一の投手」とは何を意味するのか。
コロナ禍の中、夢を形にしようと格闘を続ける希代の投手の言葉はどこまでも力強い。