初詣の形がコロナで激変 知っておくべき有名寺社「幸先詣」の注意点
2021年の初詣が大きく変化し、年内に参拝する「幸先詣」が増加。各寺社の状況は…
12月下旬となり、気が付けば正月もすぐそこ。2021年の初詣はコロナ禍ということもあり、寺社は分散参拝や年内に参拝を前倒しする「幸先詣(さいさきもうで)」を呼びかけている。
各地の寺社は「初詣」の形はどう変えていくのか、取材をした。
■浅草寺の内陣での参拝は中止
東京・浅草寺では、正月三が日(1日~3日)は本堂内陣での参拝は、感染防止のため中止となった。12月中(もしくは1月4日以降)であれば、申込み後に抽選を行い、人数制限をした上で「幸先詣」が可能。また、通常の参拝自体は、密を避けるように呼びかけている。
「幸先詣」客は多いようだが、「12月中の参拝ですと、2021年のお守り等をお求めになることはできません」と浅草寺の担当者は話すよう、1月以降でないと、お守り等の購入はできないので注意が必要だ。
しらべぇ編集部が、21日に浅草寺へ行ってみると、平日ということもあり参拝客はかなり少なめ。おみくじエリアに複数の消毒液がセットされていたのが印象的であった。
関連記事:年末年始の感染対策を藤井アナが呼びかけ 視聴者からは「ツイッターやって」
■幸先詣客が多い寺社は?
東京・明治神宮では、年末年始の新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を熟慮し、大晦日から元旦にかけての終夜開門を自粛。大晦日は16時で閉門することとした。これによって、幸先詣の人数が増えることが予想される。
千葉・成田山新勝寺でも、密を避けた分散参拝を呼びかけている。担当者によると幸先詣客は多く、土日になると参拝客で混雑するので、早朝など比較的人が少ない時間帯がオススメだという。
こちらも、年内に2021年分の御札やお守りを購入することはできないが、窓口でお守り購入の事前予約をしておくことは可能だ。