新宿区の“仕事猫コラボ”、起用法巡り「意味分からずに使って…」と呆れ声も
「ヨシ!」のポーズでおなじみの人気キャラクター「仕事猫」が新宿区とコラボ。意外な反響が起きている。
これまで東京23区内でワースト2位となる約4,200人もの新型コロナウイルス感染者を出している新宿区は27日、人気キャラ「仕事猫」とコラボした予防キャンペーンを開始。
ネット上では「これはいい(笑)」という絶賛がある一方、その珍妙な起用法を知り「何かすげえ不安感しかないけど」と戸惑いを見せる声が次々上がっている。
■新宿区長が「ヨシ!」ポーズ
繁華街での細かなマスク着用などコロナ予防対策を呼び掛けるキャンペーンとして、ネットで人気のキャラ「仕事猫」とタッグを組んだ新宿区。
「#マスクヨシ」のハッシュタグを拡散させるため吉住健一区長自ら、仕事猫の代名詞である「ヨシ!」のポーズをとる動画を公開するなど、イラストを多用したユニークな戦略に打って出ている。
【仕事猫×新宿区 ハッシュタグ「#マスクヨシ」キャンペーン】
インターネット上で人気の #仕事猫 とコラボし、#新型コロナウイルス感染症 の予防対策を皆で呼び掛けています!#新宿 #歌舞伎町 #仕事猫 #マスクヨシ pic.twitter.com/EIxaQ64Hoc— 新宿区区政情報課 (@shinjuku_info) December 27, 2020
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■積極的に拡散を呼びかける
吉住区長は動画内で「新宿区内で若い人の感染が止まりません。時短要請も延長されてしまいました。私も飲みに行くのが好きなので、遅くまで飲めず寂しい思いです。マスクをして感染をとめましょう!」とコメント。
さらにはユーチューバーをはじめとするネットユーザーに対し、仕事猫とコラボできる動画素材を公開するなど、情報拡散を計りつつ若者層に訴えていく構えだ。