今夜22時よりドラマ『岸辺露伴は動かない』放送 ジョジョ未経験でも安心と話題に
とうとう本日22時よりドラマ版『岸辺露伴は動かない』が放送スタート。原作未経験の人々にとっては、不安もあるようだが…。
■「むしろジョジョを知らない人に観てほしい」
通常であればジョースターの血を引く主人公の若者が、「ドス黒い悪」を抱いたラスボスを見つけ出し倒す…というのが『ジョジョ』シリーズの定番の流れなのだが、『岸辺露伴は動かない』は一話完結を基本とした読み切り形式の作品。
好奇心旺盛な岸辺露伴が奇妙な出来事に巻き込まれてしまい、それを後から述懐する形で物語が進行していく…という、『世にも奇妙な物語』に当てはめるならば、作中の主人公と司会役のタモリを岸辺露伴が担当している図を思い浮かべてもらうとしっくり来るかもしれない。
『ジョジョ』の代名詞ともいうべき超常現象の「スタンド」もアクセント程度(話によっては全く登場しないケースもある)の登場となるため、原作を知らない人でもとっつき易い内容といえるだろう。
また登場キャラの大半が読み切りのために新規登場となる、いわゆる「ゲストキャラ」ということもあり、ツイッター上では「むしろジョジョを知らない人は、このドラマから興味を持ってほしいわ」といった意見も上がっている。
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■「実写化」されての発見も
『ジョジョ』といえば登場人物たちのスタイリッシュな服装と、インパクトあふれるヘアースタイルも特徴的。
例えば3部の主人公・空条承太郎は学生帽と髪が完全に一体化しているような描写となっており、5部の主人公であるジョルノ・ジョバァーナはチョココロネを3つ繋げたような前髪の持ち主。
岸辺露伴はというと、ギザギザ模様のツーブロック…のような髪型をしているのだが、こちらのギザギザ部分はヘアバンドであったことが後に判明。しかし『ジョジョ』ファンからは「今更言われても、もう髪型の一部にしか見えない」といった声が多数上がっていた。
【荒木飛呂彦 × 髙橋一生】
漫画家・岸辺露伴。
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”
奇妙な事件に挑む姿を描きます。
3夜連続でお届けします。28(月)〜30(水)夜10:00[総合][BS4K]https://t.co/nYQEpwGfnw
— NHK広報局 (@NHK_PR) December 28, 2020
今回の実写化に当たって、こちらのギザギザはヘアバンドにてしっかりと再現。他にも「実写化ならでは」の表現に注目して観ると、新たな発見がありそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)