外出自粛を呼びかける自治体も 年末年始を家で過ごす割合はどれくらい?
年末年始、人々はどう過ごしたのか。予定を聞いてみたところ…
■外出した人の声は
年末年始の休みに入ってから外出したと話すのは、20代男性のTさん。
「コロナは確かに怖いが、たとえ外に出なくても、状況は全く良くならない。会食など密になる環境や、実家への帰省は控えるつもりですが、感染対策をしっかりしたうえで、彼女とのデートに行ってきた。行楽地には人がそこそこいて、自粛ムードはあまりなかった気がする。
ゴールデンウイークは緊急事態宣言でステイホーム、年末年始も静かに過ごしてと要請して、政府は感染症対策を講じていない印象がある。国民に我慢ばかり強いる風潮に怒りを感じる」
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■家で過ごした人は…
60代男性のNさんは、外出しない予定だという。
「初詣くらいは行きたいと思っていたが、11月末から12月にかけての新規感染者急増で、何もする気がなくなった。私は持病を持っている60代なので、感染すれば死ぬ危険性がある。現状では、迂闊に外に出られない。
食料品も、スーパーまで運転し、駐車場で待機し、買い物は妻に任せていた。正直恐れ過ぎかなという気もするが、変異種も入ってきたりで、安心して外に出られない。一度緊急状態宣言を出して、収束させるべきではないか。事実上無策となっているように思う」
12月末の時点では、自治体によって自粛要請を行う地域と、自粛までは求めない地域の差もある。国民の多くがストレスを抱える年末年始となりそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)