大ヒットする映画、タイトルに法則があった? 『鬼滅』の記録更新で再び話題に
日本映画史に残る興行収入を記録した『鬼滅の刃』だが、ヒット作のタイトルにはある共通点があることをご存知だろうか。
■ジブリ映画ヒットの法則
かねてよりジブリファンの間ではお馴染みとなっているが、前述の作品だけでなく『ルパン三世 カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『崖の上のポニョ』など、往年のジブリ名作は高確率でタイトルに「の」の文字が含まれているのだ。
『もののけ姫』に至っては「の」が連続して並んでおり、「ジブリ作品はタイトルに『の』が入っているとヒットしやすい」という意味で「『の』の法則」という通称でも親しまれている。
そこに今回の『鬼滅の刃』が特大ヒットを記録したとなれば…映画ファンがこちらの法則に再注目するのも納得だろう。
関連記事:次々歴史塗り替える『鬼滅の刃』 「キメハラ」のほか「ジブハラ」訴える人も
■ジブリだけにとどまらない普遍性?
新海誠監督による2016年公開の大ヒット映画『君の名は。』もタイトルに「の」の文字が入っており、3日夜に地上波初放送となった『天気の子』も同様である。もはや「『の』の法則」はジブリ作品だけに収まらない影響力と普遍性を兼ね備えている…と言えるかもしれない。
今後は巨匠たちの手による新作映画の情報が発表されたら、タイトルに注目してみよう。
・合わせて読みたい→市川海老蔵、『鬼滅の刃』歴代1位を祝福 『千と千尋』は7回見た?
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)