ふと金券ショップを覗いて驚愕 コロナ影響で値下がりが半端でない商品を発見
様々な業界に深刻な影響を与えている新型コロナウイルス。新宿の金券ショップを覗いてみると、ここにも大きな影響が…。
■用途を考えると安すぎる…
航空会社の株主優待券と聞いても、その効力がピンと来ない人も多いことだろう。しかしその価値は単純明快で、なんと国内線の片道運賃が半額になるのだ。
つまり金券ショップで購入した場合は若干の費用が発生するが、行先のチケット金額次第では遥かにお得となる、まさに魔法のチケット。
5日現在、東京(羽田)から福岡までの片道運賃は33,000円かかるが、こちらの優待券を使用すれば16,500円まで抑えることが可能に。つまり優待券の価格が16,499円以下であれば利用者が得をする計算になるが、なんと金券ショップの最安値を確認すると、JALの優待券は950円、ANAは880円となっていた。
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■従来の価格はどうなのか?
他の金券ショップを確認してみても、1,000円前後という価格設定は共通の模様。やはりコロナの影響でここまでの値下がりが起こったようだが、現在の価格になるまでに紆余曲折があったという。
今回取材に応じてくれた店舗担当者に詳しい話を聞いたところ、最も高い時期ではこれらの優待券は7,000円前後にも上ったというから驚きである。コロナの影響を受けて徐々に金額が下がっていき、最終的には2,000円前後の価格にまで下落。
そこにGoToトラベルの一時停止の余波を受け、現在の価格まで下降したそうだ。「GoToの停止も大きいですけど、買ってくれる人がどんどん減っていったのが、今回の値下げの一番の要因ですかね…」とも店員は語っている。
新幹線の回数券などはこれほどの値下げには至っていないが、7日に緊急事態宣言が発令されることを考えると、さらに価格が下がることも覚悟しているという。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)