橋下徹氏、医療体制の現状について持論も… 東京都医師会副会長は「残念」
現在の医療体制について議論に。橋下徹氏の発言に対し、東京都医師会の角田徹副会長が苦言を呈した。
6日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に、元政治家の橋下徹氏が出演。東京都医師会の角田徹副会長と、医療体制の現状について議論した。
■緊急事態宣言の内容に疑問
橋下氏は、間もなく1都3県に発令される緊急事態宣言の内容について、「いざというときには飲食店の皆さん、営業を停止してもらわなければいけない、時短(営業)をしてもらわなければいけないと言うのは、その通りなんですが…」とした上で、「今の法律の建て付けでは、どの段階で政治が飲食店に自粛を要請できるのか? 要請ですら、緊急事態宣言が出てからなんです」と疑問を呈した。
続けて、特措法が改正されていないことに対し、「早く法律をきちんと早く作って、本当は緊急事態宣言が出る前からお願いし、補償しなきゃいけなかった。今は法律無視の状態でどんどん国民の自由を侵害している状況です」と語る。
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■コロナ対応に背を向ける医療機関が多い?
その後、番組では東京都医師会・角田徹副会長と橋下氏が討論することに。橋下氏は、コロナ患者の受け入れをしている病院数に対して、確保できている病床数が少ないことに疑問を抱いていたようで、「コロナ対応に背を向ける医療機関が多すぎませんか?」と質問。
さらに、「非常時になれば、我々も我慢しながらコロナ対応にシフトしていかなければならないと思うんですけど、医師会からは強い意志というのが感じられない。今の状況を守るために社会経済活動を止めてくれって言っているように思える」と持論を展開した。