ワークマンは東京の中心部に店舗がない? 気になるその理由を聞いてみると…
今や作業員だけでなく、一般客にも人気のワークマン。じつは、都心の駅近に店舗がなく……。
コロナ禍でアパレル業が苦戦する中、10期連続の増収増益を達成しているワークマン。店舗数も2012年~2020年3月末までの間に153店舗増加するなど、今や飛ぶ鳥を落とす勢いといえる。
■低価格なのに高品質で人気
ワークマンの特徴は、「低価格なのに高品質」。もともと、過酷な現場での使用が想定される、作業服などをメインで取り扱っていたため、防寒性や動きやすさなどの機能性の高い商品が揃う。
18年9月には、デザイン性の高さも兼ね備えた「フィールドコア」などのブランドを中心に取り扱う『ワークマンプラス』をららぽーと立川立飛(東京・立川市)に展開。すると、作業員だけでなく一般客にも注目されることとなった。
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■東京の中心部に店舗がない
その後は従来のロードサイド店だけでなく、ショッピングモールにも出店を続け、爆発的な人気となったワークマン。じつは渋谷区、港区、新宿区など、東京の中心部に店舗がないことを知っているだろうか。足立区や葛飾区など、少し離れた場所には店舗があるのだが……。
「値引きをしない」「ノルマを設けない」など、独自の取り組みで成長してきたワークマンだけになにか特別な理由があるのだろうか。