大停電や暴風雪、吹き溜まり被害を受ける秋田県 地元民が語るリアル
大雪被害の秋田県。吹き溜まりの被害が想像以上であった…
年が明けてから、寒さが一層厳しさを増す日本列島。各地で大雪が観測される中、秋田県では深刻な大雪被害に悩まされている。
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■停電や暴風雪被害を受ける
大荒れの天気となった7日夜から8日にかけ、秋田市や能代市などで約6万5千世帯の大規模停電。そして、豪雪地帯の湯沢市では、暴風雪に見舞われたという。
強風と積雪の被害はこれだけでない。風によって雪が吹き寄せられて一部に堆積する、「吹き溜まり」も各地で発生。ツイッターでもトレンド入りし、「外階段の手すりまで積もっている…」「家が吹き溜まりのせいで雨漏りした」などの声もあがっている。
今回、「停電」「暴風雪」「吹き溜まり」の被害を受けた秋田県民に現地のリアルを聞くことができた。どのようなことに苦労をしたのだろうか。
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■停電した当時の状況は…
7日夜に停電被害を受けた秋田市に住む男性(25歳)。2月に医師国家試験を控えるのだが、あまりの寒さで勉強どころではなく、凍えながら夜を明かしたという。それでも翌日の昼には復旧したようで、現在は問題なく電気が使えると話す。
湯沢市に住む主婦(61歳)は、いままで体験したことがないような暴風雪被害を受けた。あまりの風の強さに、自宅の壁に当たる雪の音が、まるで石つぶてのように家の中まで響いたと当時の恐怖を振り返る。