杉並区が23区唯一の成人式を開催 晴れ着姿も艶やかな現場を直撃
8日から緊急事態宣言が発令される中、東京・杉並区では23区で唯一の成人式リアルイベントが開催された。
8日から一都三県に発令された、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言。3連休の前日となった宣言初日の金曜夜には、繁華街の人出は減ったものの減ったものの「朝まで営業」をうたう居酒屋の客引きやホストクラブの宣伝トラックの姿も。
また、3連休の初日には、ステイホームが呼びかけられる一方で銀座では歩行者天国が通常通り実施されるといった矛盾も見受けられた。
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■成人式も延期など要請
国や都が発表した緊急事態措置には、成人式の延期やオンライン開催化なども含まれている。そのため、緊急事態宣言に該当する地域の自治体では、多くが式典の中止やオンライン化、延期を発表した。
そんな中、23区では唯一、成人の日にリアルイベントを開催したのは杉並区。荻窪にある杉並公会堂で、4回にわけて「成人祝賀のつどい」を実施した。入場時には検温、各回入れ替え時には場内を消毒するなど、徹底した新型コロナ対策を掲げている。
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■朝から100人弱の新成人が
しらべぇ取材班が9時から始まる第1回式典の開場時間(8時半)直前に現地を訪れたところ、入口前には晴れ着姿も美しい多くの新成人の姿が。付き添いの家族なども含めて、およそ100人弱ほど。
4回に分けられたイベントは地域ごとに開催されるため、数人のグループで盛り上がる様子も見られた。
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■野党議員からは疑問の声も
フレッシュな笑顔があふれていた成人式会場。一方で、SNSでは野党議員などから、「延期にしてほしかった」「会場で感染拡大しないか心配です」「本当に合理的な判断が行われたのか? 納得できません」といった疑問も上がっている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)