飲食店が「黙食」の協力求めるポスターが話題 掲示に込めた店主の想いを直撃
緊急事態宣言が出た福岡県の飲食店の苦肉の策に賛同相次ぐ。「うちの店にも貼ります」といった声も…
■同時に全ては至難のわざ
緊急事態宣言の影響は大きく、店内で飲食する客は一段と減ってしまったという。その反面、テイクアウトやデリバリーは増えた。しかし、「同時にイートインとテイクアウト、デリバリーをこなすのが至難のわざ」と店主は話す。
テイクアウトやデリバリーの注文が多く入っている時間に来店する客は、店内はがらっとした様子にも関わらず、食事がでるまでずっと待っていることもある。
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■デリバリーリピーターは増加中
また、ウーバーイーツ利用時には店側が約40%の手数料を支払っているため、デリバリーの料金体系はかなり高い設定になっているという。しかし、デリバリーのリピーターが増加中。店主は「接触や来店を避けたいと考えている人が一定数いることを実感している」と語る。
緊急事態だからこそ、「店側も来店客も協力しあって、『業界の危機』を乗り切りたい」という強い想いが店主にはある。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)