太田光、時短営業しない店名公表に苦言 「政治が一番やっちゃいけないこと」
コロナ禍における飲食店の店名公表を、太田光がビシッと批判。
17日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、爆笑問題の太田光がレギュラー出演。コロナ禍における時短営業に従わない店名を公表することについて異議を唱えた。
■国会で法改正の動き
番組はあすから開会される通常国会にて、政府がコロナ対応のために特措法・感染症法の改正を目指していることを扱った。
これが可決・成立されれば罰則が強化され、入院を拒否したコロナ感染者には、懲役や罰金といった罰則が科されることに。時短営業に従わない店舗も、店名公表しかできない現行法に対し、50万円以下の過料を科すことができる。
しかし、罰則強化には賛否もあるため、番組は出演者がそれぞれの立場で持論を展開。太田は「脅しだと思うし…」と懐疑的に意見を述べていく。
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■手を汚さない政府に苦言
罰則強化を求める声が国民から上がっていたことについては、「みんな(コロナが)怖いから、そうなるのは分かるんだけど…」と理解を示す太田。しかし、直後には「けど、政府はもうちょっと落ち着いて」と、政治がこれに乗っかることには異議を唱えていく。
続けて「政府が被らなきゃならない責任は、罰則を強めることじゃなくて」と述べ、政府が国民感情を利用し、自身の手を汚そうとしないことに言及した。