寒さ打破する頼れる食材・生姜 絶対「冷蔵庫に入れてはいけない」理由が話題に
冬の身近な食材である「生姜」だが、意外と知られていなかった保存方法が話題に。ツイッターで多くのユーザーに衝撃を与えている。
■じつは生姜も風邪をひく?
熊本県出身の古谷さんは昔から生姜が好きで、10年ほど前に独立してジンジャーファクトリーを立ち上げる。国内の生姜の生産数は高知県と古谷さんの故郷・熊本がツートップで、これら2県で国内の生姜の半分ほどを賄っているという。
じつは生姜を生産するには「暖かさ」が重要なキーとなっており、それもそのはず。生姜は元々日本に存在する食物ではなく、東南アジアから渡ってきたのだ。
そのため寒さにはめっぽう弱く、古谷さんは低温の中でカビが生えてしまう現象を「生姜が風邪をひく」と表現している。こういった事態を防ぐため、ビニール袋の中で「常温保存」するのがベストだという。
話題のツイートは19日17時時点で2.5万件ものRTを記録しているが、古谷さんとしては以前より主張し続けてきた「保存法」となるため、なぜ今回のツイートがここまでバズったのか首を傾げていた。
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■誤解されやすい食材・生姜
古来より漢方にも使用され、発汗や発熱作用がある生姜は、女性から特に高い人気を得ている。しかしとてつもなく「誤解されやすい食材」であるため、古谷さんはなんとかこの誤解を払拭したいそうだ。
「生姜は本当に誤解されやすいんですよ。芽に毒があるとか、生姜の入ったパックに水滴がついていると良くないとか言われるんですけど、そんなことは全くありません」「スーパーや八百屋さんなんかでも冷蔵庫に入れて保存しているケースをしばしば見かけるのですが、やはり誤解されているのだな…と感じてしまいます」というコメントも。
続けて「学生時代、クラスに1人くらいいませんでした? こう…物静かで地味だったクラスメイトが、話してみるとじつはめちゃくちゃ面白いやつで、2学期の文化祭シーズンくらいになって、ようやくそいつの良さがクラス全体に知れ渡る、みたいな(笑)」「生姜はまさにそんな食材なんですよね。何かと誤解されがちなのですが、理解を深めると、こんなに素晴らしいやつは、そういないですよ」とかなり具体的な例を挙げ、生姜の魅力について力説してくれた。
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■生姜スイーツも激ウマ
ジンジャーファクトリーでは生姜はもちろん、「生姜フライドチップス」や「ジンジャーシロップ」など様々な生姜アイテムを展開している。
生姜で作ったプリンやチーズケーキもあるとのことでトライしてみたが、意外にも生姜の風味とスイーツは相性抜群。この時期に嬉しい「ジンジャーハンドクリーム」なども販売しており、多くの女性客が店舗を訪れていた。
通販で購入できる商品も揃っているため、ぜひ一度チェックしてみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)