埼玉県、新型コロナ感染者191名の氏名が公表されるトラブル 担当者の回答は…
埼玉県が新型コロナウイルス・陽性者氏名191人分をホームページ上で公表。なぜこのようなことが起こったのか…
■福岡県でも個人情報漏洩
同様の騒動は福岡県でも。1月6日、新型コロナウイルス感染症対策本部で取り扱っている新型コロナウイルス感染症陽性者約9,500人分の個人情報漏洩が発生したと発表。氏名、居住地、年齢、性別、症状などが記載された患者一覧表が流出している。
県は2020年4月から新型コロナウイルス陽性者の入院調整のため、調整本部が作成した陽性者のデータを医療関係者間においてクラウド上で共有を開始していた。
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■相談ダイヤル設置中
2020年11月30日に調整本部から医療関係者1名へ、患者情報等が含まれるファイルが入ったフォルダのアクセス件が付与されたメールを送信。その際に本来送付すべきアドレスと酷似していた男性のアドレスあてに誤送信したという。
同日に同男性が宛先を間違っていることを調整本部に連絡したが、2021年1月6日までファイルが閲覧できる状態のままだった。県は13日から「情報漏洩事案に対する専用ダイヤル」を設置し、不安等の相談に対応中だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)